自己肯定感

  

あなたは、

 

「自分には存在価値がある」「自分自身に満足できている」など

自分の価値や存在意義・自分自身を認めて尊重できている!

 

そんな感覚を持っていますか?


 

 自己肯定感の高い人の特徴

  

自分で自分の価値を肯定できるので、他人からの評価を気にしないでいられます。

 

1,物事を肯定的に受け入れられます

・ありのままの自分を受け入れられているので、不得意なことがあっても、それで自分が劣っているとは思っていません。

・他人の長所を見つけやすく、誉めたり、意思を尊重できています。

 

 

自分に素直です

・自分が抱いて感情を素直に表現できています。

・悲しい時は素直に悲しみ、楽しい時は素直に楽しみ、悔しい時は悔しがります。

・他人からご褒められたときは素直に「ありがとう」と受け入れ、失敗した時は素直に失敗を認められます。

・他人からのアドバイスも受け入れられます。

 

 

3,主体性が高いです

・自分を大切にできていますし、自分の意向で行動することに迷いがなく、積極的に行動しようとします。

・他人の意見に流されることはありません。

・自分の人生は自分で決めている感覚を持っています。

 

 

4,自分を信頼しています

・精神が安定していて、必要以上に落ち込むことはありません。

・状況に応じて態度が変わることはなく、人生を楽しんでいます。

 

 

5,自分にも他人にも優しいです

・自分を大切な存在と認識できているので、同じように他人も大切な存在だと認識できています。

・たとえ意見が違っても、お互いを尊重することが出来ます。

・コミュニケーションがうまく、人間関係が良好です。

・他人の成功を自分のことのように喜ぶことが出来ます。

 

 

6,自分の強みと弱みを把握しています

・苦手な事や弱みがあっても自分を卑下することはなく、「それも自分」と受け入れられています。

 

 

7,ストレスを上手く解消できて、今に集中しています

・過去に引きずられることなく、目標に向かって今できることに集中しています。

 

 

自己肯定感の高い人の原動力は『愛』です!

『愛』とは、自分や他人への信頼・感謝・尊敬・貢献のことです。

 

 

 

 

 自己肯定感の高い人の自己実現欲求は・・・

  

自己肯定感の高い人は、自己実現欲求のステージに到達している人と似ています。

 

 

自己実現欲求とは、

「自分の才能を引き上げたい・自分の限界に挑戦してみたい」という理想の自分を追求するステージです。

 

自分で自分を認められ、精神的に満たされた状態にあります。

他人への貢献にも目が向けられています。

 

 

ただし、天狗になりやすいため、上手くいっているときこそ、自分を客観視し、上手くいっている原因を冷静に分析することが大切です。

 

 自己肯定感の低い人の特徴◇

  

無意識的に疑いやすい・否定的・精神的に不安定・消極的な感覚で、さらには、無能感・罪悪感なども持っている。

 

 

◇自己肯定感の低い人の人生が変わりにくい理由!

 ・物事を否定的にとらえてしまう

 ・他人と比較して自分の価値を見いだそうとする

 ・他人から否定的なことを言われると、不安や恐怖に襲われやすい

 ・ストレスにされされやすい

 ・新しいことにチャレンジすることに消極的

 ・アドバイスを素直に受け入れられない

 ・無意識で「勝ち負け」を意識し、「負け」から逃れる行動をしている

 

 

◇7つの特徴が高い人の真逆

 

 

◇自己肯定感が低いと「ブラック上司・毒親・ドリームキラー」なりやすい

 ・ブラック上司・・・部下を追い詰める上司

 ・毒親・・・子供の自己肯定感を下げる親

 ・ドリームキラー・・・他人の夢をつぶそうとする人

 

 

◇低い人は自己肯定感の高い人を「うざい」と感じる傾向がある

 

 

◇自己肯定感の低い人の原動力は「恐怖」です!

「傷つきたくない」「恥をかきたくない」「劣っている側になりたくない」「失敗が怖い」などの感情です。

 

 

◇自己肯定感は子供や部下に連鎖します!

 

 日本人の自己肯定感は低い!

  

「どうせ私なんか・・・」と、幸せを感じられない状態なのだとしたら、日本人特有のまじめさと謙虚さが影響しているかもしれません。

 

 

日本人は、自己肯定感が低かったのです。

諸外国に比べると、日本人の自己肯定感が低い傾向になることが分かります。

 

2014年、内閣府が発表した13~29歳を対象にした意識調査では、日本が突出して低い。

・自分に満足している

  日本:45.8%

  韓国:71.5%

  アメリカ:86.0%

  フランス:82.7%

 

・自分には長所がある

  日本:68.9%

  韓国:75%

  アメリカ:93.1%

  フランス:91.4%

 

・上手くいくか分からない事にも意欲的に取り組む

  日本:52.2%

  韓国:71.2%

  アメリカ:79.3%

  フランス86.1%

 

                      

※平成26年度版 子供・若者白書を参考

 

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国立青少年教育振興機構が2018年に行った調査でも、日本人の高校生はアメリカ・中国の高校生に比べて、自己肯定感が低い傾向にあることが分かりました。

・私は人とうまく協力できるほうだと思う

  日本:71.0%

  アメリカ:89.4%

  中国:89.4%

 

・私はつらいことがあっても乗り越えられると思う

  日本:68.7%

  アメリカ:89.8%

  中国:85.4%

 

・私は価値のある人だと思う

  日本:60.5%

  アメリカ:86.1%

  中国:85.4%

 

・私は今の自分に満足している

  日本:41.5%

  アメリカ:75.6%

  中国:62.2%

 

・私はあまり得意なことがないと思う

  日本:58.3%

  アメリカ:40.5%

  中国:38.5%

 

※高校生の心と体の健康に関する意識調査 

 

 

これらの調査にはそれぞれの国の民族性や言葉のニュアンスの違いなどが含まれていると思いますので、必ずしもこれがすべてを語っているとは思えません。

でも、未来に向けて、ここで立ち止まって考える必要はあるのではないかと思います。

 

 日本人の自己肯定感を低くする原因は?

  

◇失敗やツラい体験が原因

 

◇幼少期の家庭環境や教育が原因

 ・親から虐待を受けた

 ・あまりかまってもらえなかった

 ・厳しく育てられた

 ・過保護に育てられた

 

◇学校教育が原因

 

◇日本の習慣が原因さて

 ・他人に迷惑をかけないようにする習慣

 ・自己主張を良しとしない習慣

 ・謙遜する習慣

 

◇自己肯定感の高い国には謙遜がない?

 

 

この機会に、自分に当てはめて考えてみてはいかがでしょうか?

まさか、「私は、何をやってもうまくいかないんじゃないか?」

「私には何の価値もないんじゃないか?」

「私は、生きていてはいけないんじゃないか?」

「私は重要な存在ではない

こんなこと思っていませんよね

 

あなたはとても大切な存在なんですよ