睡 眠
フラワーエッセンスは、「寝室に置きます」
それは、寝室に置くと効果的だから・・・
なぜそれが効果的なのか?
睡眠中は、目や耳など外部からの情報を遮断し、無意識・意識が鎮まりかえっています。
そして、睡眠には身体を休める役目と、脳をリフレッシュする役目があります。
・・・・・・・・・・・・
※ネイチャー誌に連載されたドイツのリューベック大学の研究によると、十分な睡眠は脳の機能を高め、問題解決能力をアップさせるという結果がでています。
・・・・・・・・・・・・
眠っている間、脳は莫大な情報の整理と再構築を行っています。
ですから、起きた時には神経の新たなつながりが出来て、様々な解決策を見つけることができています。
そして眠ると、ひらめきが良くなります。反対に、眠らないと脳の機能が低下します。
・・・・・・・・・・・・
※アメリカ科学アカデミー紀要に連載されたレポートによると、レム睡眠が1度でもあれば、脳はバラバラな情報を統合できる。より深く洞察できるということです。
・・・・・・・・・・・・
無防備な状態の睡眠中に、脳や心のネガティブなエネルギーを軽減しやすくし、睡眠の質を上げるために、フラワーエッセンスのボトルを寝室に置くとしています。
そうすることで脳の機能がアップし、ひらめきは鋭くなり、起きているときは気持ちよく過ごすことができます。
さらに、パフォーマンスも上がり、目標達成など人としての高度な行動がスムーズに運ぶようになっていくのです。
ノンレム睡眠とレム睡眠
ノンレム睡眠は、哺乳類、人間など大脳が発達し、体だけでなく脳も休ませるためのシステムです。
レム睡眠は爬虫類や魚類などの原始的な眠りのシステムです。
大脳が発達していない種類の動物が、身体を休めながらも脳の一部は目覚めさせておき、注意機能を少し残しておくために発達させたシステムです。
●ノンレム睡眠中に何が起こっている?
ノンレム睡眠は、大脳を休ませるための眠りで、大脳に蓄積された睡眠物質を除去し、大脳を回復させるための時間です。
ノンレム睡眠中は、深部体温が下がり、脳のエネルギー消費量は一日でもっとも低くなります。そして、副交感神経が優位になるため、血圧や心拍数も低下します。
●レム睡眠中に何が起こっている?
レム睡眠は主に、体を休める睡眠で、脳内で記憶の整理・定着を行っているといわれています。
記憶に関わっている機能を司っているのは、海馬と大脳です。
海馬は記憶しますが忘れやすく、大脳はなかなか記憶できないけれど、覚えたことは忘れにくいという特徴があります。
日中、私たちが体験したことは、最初に海馬に記憶され、忘れないうちに大脳に移ります。この海馬から大脳に移る作業が睡眠中に行われています!
睡眠中は、視覚や聴覚などの機能が低下し静かに集中できる時間なので、繊細な作業をするのに適しています。
この作業で、記憶を整理するのに有効な情報を持つ神経同士がつながり、不要な情報を消去しています。
また、ひらめきの機能もレム睡眠中にあります。様々な情報がつながり、解決するのがヒラメキです。
レム睡眠中は記憶に残りやすいため、明け方にひらめいたりするのはこういう事だったのです。
睡眠中もホルモンが出ている?
私たちは、朝目覚め、日中活動して、夜眠るというリズムを刻んでいます。
このリズムの形成には、ホルモンの働きが関わっています。
特に、睡眠との関係が深いものに「メラトニン」「コルチゾール」「成長ホルモン」があります。
基本的リズムを作るのが、メラトニンとコルチゾールです。
メラトニンが「夜」を伝え、コルチゾールが「朝」を伝えています。
また、睡眠中は成長ホルモンが多く分泌され、日中の活動で傷ついた細胞や組織を修復したり、骨代謝皮膚の再生を行うなどの役割を担っています。
●メラトニン
メラトニンは、松果体から分泌され、睡眠を誘発するホルモンです。
メラトニンの分泌量は、目の網膜から入る光によって変化します。
光を感知すると、分泌量が減少するという特徴があり、夕方から夜にかけて光の量が減っていくと、分泌量が増えていきます。
それと同時に、副交感神経を優位にし、眠りを促します。
ですので、寝る前のパソコンやスマホは入眠の妨げになり注意が必要です。
また、メラトニンの作用は睡眠を誘発するほかに、エネルギーを使った後に発生する活性酸素を除去したり、細胞の新陳代謝の活性化や、疲労回復、抗がん作用など様々な働きもあるといわれています。
●メラトニンは、セロトニンをもとに作られています!
セロトニンは脳内や中枢神経で働く神経伝達物質で、心身の安定を保つ働きがあります。
●コルチゾール
副腎皮質から分泌されるホルモンです。
夜間に血糖値を維持するために分泌される訪問です。
分泌は体内時計に支配されています。
深夜から明け方にかけて多く分泌され、徐々に交感神経を上昇させ、身体が活動しやすい状態を作っています。
●成長ホルモン
脳下垂体から分泌されています。
睡眠中に、成長を促進したり、身体の修復や疲労回復、糖質、脂質、たんぱく質の代謝にも関係しています。
※参考文献
・「エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン著(かんき出版)
・健康管理士専用教本(非売品)